小林賢太の古木の本を出したい 第二回「古木が世の中を変える」

小林賢太の古木の本を出したい 第二回「古木が世の中を変える」

この連載は古木な会社で働く小林が、古木の気持ち、を求めてつらつらと考えを記します。思いつきで記していきますのでどんな内容を書くのかは書き始めるまでわかりません。最終的には古木の本を出せたらいいなー、なんて考えています。そんな二回目の連載は古木が世の中を変える、です。


古木が世の中を変える瞬間を見てみたい。
捨てられそうになった木を僕たちの手によって蘇らせ活躍の場を作り出す。
僕はこいつらの活躍の場をもっともっと大きく大きくしてあげたい。
いつもそう思って接している。

こんなに魅力的な木は他にはない。
技術の発達していない当時の日本で人の手によって削られ作られた古木。
現代のように機械による仕事では出すことのできない手仕事の味わいがある。
そんなことを思って製材していたわけでもないと思うけど、
手による仕事には必ず気持ちが込められる。
その時はやりやすいように製材しただけかもしれない。
でも手仕事には必ずその人の癖や好み、思想が込められる。
形は違ってもその人の気持ちは残る。
古木の一本一本に気持ちが詰まってる。

そんな古木はこれからの日本でも受け継がれないといけない。
昔からの文化や伝統は未来へと受け継がれなければいけない。
それが日本を彩り、日本を助けて来たんだから。

木は日本人が昔から当たり前に使って来た当たり前の材料。
当たり前だからこそ木を文化と言う事を積極的にしてこなかった。
限定的にしか木を文化だと体験できる場所がなかった。

日本人が当たり前と思っていた木を、
日本が誇るべき文化・伝統だと世界中の人に知ってもらう。

宮大工でもない僕たちが木という文化・伝統を感じながら活躍の場を作り出す。
寺社仏閣という特別な場所ではなく、人々の日常の延長線に活躍の場を見出す。
そうする事で木や古木は文化・伝統だとみんなに知ってもらいたい。

日本が今、世界中から観光客に来てもらえるのは、
日本に稀有な文化・伝統があるから。
鎖国・島国・四季、そんな特徴が生み出した文化・伝統があるから。
今までは僻地に行く事で寺社仏閣なんかを見て感じて木を体験できた。
けど、僕たちは人々の生活する日常の延長に、
日本の木という文化・伝統を広めたいと考えている。
過去からの文化・伝統を受け継ぎ、日常の延長へと発展させたいと考えている。

木や古木を当たり前のように扱う僕たちにとって
このチャレンジは日常の当たり前の延長でしかない。
けど、その目の前にある日常を当たり前と思わない事で、
目の前にある日常を大切だと思う事で、
この素晴らしい木たちを古木たちを世界中に広めたいと考えている。

おそらく、今はそう信じる人は少ないかもしれない。
もしかしたら僕だけかもしれない。
けど、そのうちこのことが周りの人達から日本の人達、
そして世界中の人達に広がると僕は信じている。
木は日本が誇るべき文化・伝統だと世界中の人に知ってもらう。
僕はこの目の前にある木という当たり前を当たり前と思わない事で、
必ずこの目標を成し遂げてみせる。
古木とともに世の中を変る瞬間を見てみたい。

< 連載一回目 「古木の気持ち、木持ち」

この記事のライター

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