今日の古木#13「古民家の2階を支える2階台」

今日の古木#13「古民家の2階を支える2階台」

山翠舎大町倉庫にあるたくさんの古木たち。そんな中から、また新たな住居や店舗などに活躍の場に移そうと今か今かと待ちわびている古木たちを『今日の古木』と題し、1本ずつ紹介していきます。第13回は、古民家の2階の土台となって支えてきた2階台をピックアップ!


「古民家」といったら?

おはようございます!
こんにちは!
こんばんは!

いつも読んでくださりありがとうございます!
今日の古木です!

さてさて突然ですが、みなさん、「古民家」といったら何階建てを想像しますでしょうか?

このような1階建て(平屋)でしょうか?

それとも2階建て?

どちらも見れば、あー古民家だなあとは思いますが、
私、個人的な感覚で、「古民家」と聞くとパッと頭に浮かんでくるのは茅葺屋根の平屋です。

こんな感じ。

このイメージを持たれる方が多いのではないでしょうか?

良いですよね〜茅葺屋根!
趣があって、なんとも言えない独特な。
いい意味で昔感が強く感じられます。

というわけで今回は、日本の古き良き「茅葺屋根」の秘密を探っていこ、、、、、、、

、、、、、、、、

、、、

っておい、ちょっと待てい!

階数の話はどこいったー!?

古木どこいったー!?

、、、、、

という茶番はさておき、

今回はこちら

このような2階建ての古民家に使われていた、ある古木を紹介していきます!

ケヤキの胴差し 2階台とは?

寸法:130×350×3900

こちらが肝心の今日の古木です!

材はケヤキ。

特徴など知りたいよって方は、下のボタンをクリック!!

< ケヤキの特徴はこちら

部位は大きくいうと、構造に効いてくる「胴差し」と呼ばれるもので
ケヤキの記事にも登場する、「差鴨居」の下端の建具溝がないバージョンとざっくり考えていただいて大丈夫です。

ただ、今回のこの胴差し、よく見てみますと、、、

なんだ?この彫り込みは??

反対側にも同じ彫り込みが!!

上から見ると、左右同じ位置に等間隔でいくつもある!これは一体!??

この古木は胴差しの中でも特に「2階台」と呼ばれる部材で、

写真にある彫り込みには、2階の床の下地材である根太が収まってきます。

【根太】ねだ
床板(ゆかいた)を支えるため、床の下に渡す横木。

2階台からわかる、当時の暮らし

冒頭の階数の話でもありましたが、「古民家」といったらどちらかというと1階建て(平屋)を思い浮かべてしまうという、

まさにその通りでして、

昔の商家などは、1階が店で2階が寝室というパターンがありましたが、
一般家屋は平屋が圧倒的に多かったのです。

また、農家は、屋根を高くして中を2階構造とし、蚕棚のスペースとして使っていたというケースもありました。


このようなことから、今回の古木が使われていた古民家は、もともと商家や農家であった可能性が高いということが言えます!



こうやって、古木からいろいろなヒントを得て推理していく、

まさに「名探偵コナン」、、、(ではないな。)

になったような感じで面白いものです。笑


ではでは今日はこの辺で!


、、、


「真実はいつも一つ!」

この記事のライター

大町にて絶賛古木修行中!

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