今日の古木#11「数寄屋造りの磨き丸太〜その2〜」

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山翠舎大町倉庫にあるたくさんの古木たち。そんな中から、また新たな住居や店舗などに活躍の場に移そうと今か今かと待ちわびている古木たちを『今日の古木』と題し、1本ずつ紹介していきます。第11回は前回の続編。丸太に入った大きな割れ目の秘密を探っていきます!


始まりました!「今日の古木」
今回は前回の続編で、〜その2〜です。

万が一!!!

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前回、杉の丸太は数寄屋造りの特徴であるということにフォーカスを当てましたが、
その丸太をよく見てみると大きな割れ目が入っているではないですか!!

不良品なのか?はたまたB級品を使っていたのか?

この割れ目に隠された秘密を探っていきます!!

「背割り」の技法とは?

中心部から外側に向かって、5ミリ程の割れが入っています。

丸太の元口から末口までバッサリ。

ぱっと見、こんなにも割れ目が入っていて見た目はあまりよろしくないですが、
これは不良品でもなく、B級品でもなく
「背割り」というれっきとした技法が施された材です。

簡単にいうと、”わざと”割れ目を入れています。

なぜわざと割れ目を入れるのか

実は今回のように芯の部分が含まれている材(芯持ち材)というのは、含まれている水分が多く、経年の乾燥・圧縮により材の表面にヒビが入りやすいのです。

いざ柱や桁に使用した時、経年の乾燥で表面にヒビ割れが起こらないように
あらかじめ、施工上見えてこない面、仕上げ面とは違う面にわざと中心部まで割れ目を入れることで、
含まれる水分の蒸発を促すとともに、ヒビ割れをこの割れ目に集中させることができるのです!

今回の丸太に限らず、角材にも同じようにこの「背割り」が施されます。

こうして木材一つとってみても、昔の職人さんの知恵や技術がかいまみえて
当時の様子を感じることができ、楽しいものですね!

いかがだったでしょうか?

2弾続けての今回の記事で、ちょっと「古木」とは離れた内容になってはしまいましたが、
次回以降、引き続き「古木」を発信していきますので、どうか暖かく見てやってください!笑

ではでは、今日はこの辺で!!


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大町にて絶賛古木修行中!

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